大安は吉日で、仏滅は凶の日?
1億2693万人(H12)の日本人全員が、大安の日も、仏滅の日も同じに感じるのって信じますか?

この大安や仏滅は、六曜(ろくよう)と云って、他に先勝(せんしょう)、友引、先負(せんぷ)、赤口(しゃくこう)があり、日の吉凶として一番浸透していますが、迷信の最たるものであっても、心理的な効果しかないのは否めません。

もしそれでも信ずる人がいるとしたら、2005年の暦を参考にして下さい。

1月6日〜15日迄、大安の日はありませでした。
赤口・先勝・友引・先負・仏滅・大安の順ですが、時々異なっています。同じく10月1日は大安で、中3日おいて5日にも大安です(旧暦)。

ですから、大安や仏滅だといって、何も右往左往する事はないのです。

カレンダー(暦)
現在使われている暦は、「太陽暦」です。

地球が太陽の周りを一公転する時間を一年とするもので、世界のほとんどの国は、太陽暦を使用しています。

別名で「グレゴリオ暦」とも呼ばれていますが、それはローマ法王グレゴリオ十三世が採用した事からです。
※月の運行(満ち欠け太陰暦)とは関係がありません。旧暦は「太陽太陰暦」です。

十干
甲乙丙丁戊己庚辛壬癸→古代人が空間を分類する為に名づけた名称。

陰陽五行の理論。古代人は、自分の周りの自然を見渡しながら、其処に存在するものに共通点を見つけ、自然の中には、山があり谷も川も草木もあるように、そして自分達が立っている大地にも着目したのです。

あらゆるものは皆大地に存在しているのだから、第一に土の質、それから、木の質、火の質、金、水の質の五種類を自然界から探し出しました。

この五種類のものは、それぞれが単独でなくて、木火土金水の性質が循環して、互いに助け合い敵対しあっているという、相生、相剋の理論を考えたのです。

更に(陽・+)と(陰・―)に分けました。
陽を天の気、陰を地の気とも区別したのです。この分類が十干です。

十二支
十干が空間の分類なら、時間を分類したのが「十二支」です。

地球が太陽を一周するのに一年(約365日)かかる様に、惑星にもそれぞれの周期があり、木星が太陽を一回りするのに11.86年かかることから発見した数字です。すなわちおよそ12年。この12と言う数字を地上に降ろして、12等分したのです。

そこで一日の時間を区分する(午前12時間、午後12時間)ことや、一年(12ヶ月)の名称にすればどれだけ便利になるかという発想が生まれたのです。

そこで、冬至の真北を出発点にして時間を区切り、右回りで子、丑、寅、と十二支を配置し回転させたのです。

十二支の名前は、農耕生活や狩猟生活を営んでいた古代人は、最も身近な動物の名前をつけたのです。
ですから、日本、中国、エジプトではそれぞれ日常生活に関係深い動物が異なるので名称も違って使用されているものもあります。
六十花甲子(ろくじゅっかこうし)
十干と十二支の組み合わせは、空間と時間の融合を意味し、ここで生まれた干支が六十種類あります。
(但し、十干、十二支には共に陰(―)と陽(+)が存在し、
{十干(+)×十二支(+)}+{十干(−)×十二支(−)}=六十干支です。

それが「六十花甲子」と呼ばれているのですが、空間と時間で成り立っているのが世の中であるという考えが生まれ、融合によって宇宙の気が一回りするとう言う発想の元となります。但し、プラス方向に進むもので構成されているのが基本(太陽暦)。
還暦
十干と十二支の組み合わせから生まれた六十花甲子が、61年目で最初に戻るという事で、人間の一区切りとされる意味に使われ、生まれた年の干支が一回りしてもとのところに来た事をいい、60歳で本家帰りという「還暦」のお祝いをするのです。

又、現在の気象学や地球物理学は、世界中の平均気温や、海の水位が60年間に消長を繰り返しながら、ほぼ一定の指数を示す事や、地磁気の変化も約60年の周期がある事を突きとめているようです。
宿命
人間がこの世に生を受けた瞬間をいいます。

言い換えれば、その生まれた瞬間に、その人に与えられたこの世における本質的な性格や役割の事。

絶対に変えることや、自分から選ぶ事が出来ないものが宿命。その宿命に優劣の差はありません。
運命
その人の人生行程。そこに生まれた時代による社会情勢や、生まれた家、育つ環境等が存在します。

宿命と、それを取り囲む環境との接点に生まれたエネルギーの燃焼度合いで、運命が生まれる。だから、環境を変えれば運命も変るといいます。

言い換えれば、「どうもこの頃、調子が悪く何事も上手く行かない」と感じる様であれば、環境を変えるのも一つの改良方法と言う事です。

(手相、人相占いの種類は、変わるという事において、運命を見る事が出来ても、宿命をみる事は不可能でしょう)。
宿命を知る必要性
人がそれぞれ与えられた宿命通りに生きられれば、最も自然に即した生き方であり、ストレスを感じないで進む事が出来ます。

例えば、宿命と言うのは、感情が入っていませんから、「世間体」という価値観とは別になるのです。

だから一生、平凡なサラリーマンであっても、それがその人の宿命どおりの生き方であるならば、そこに幸福があるという事です。

要するに、その人の持つ宿命と環境が合うと言う事が大切なのです。

例えば長男という宿命には、三種類あります。
@ その家の直系(家系を守る)。
A 他家に行って、跡を継いだ方が良い養子の宿命。
B 直系でも他家でも、長男的役割をする。
復元作用
宿命どおりの環境から、かけ離れた人生を進んでいると、元々人間には宿命通りに生きようとする本能が働くので、ある時期宿命に戻ろうとする作用が生じてくることがありそれを復元作用といいます。


ストレス
人生行路が宿命から離れれば離れるだけ、復元作用が大きく(宇宙エネルギーの摩擦が大きく)その摩擦がストレスになり、人によっては空中分解してしまいます。現実で表現するならば、一家離散、大病、又は死もありえるでしょう。

芸術家の宿命
孤独と自主性を重んずる環境を好みます。そして一番小さな集団の家族さえも疎ましくなるので、孤独を愛する感じの生活になる。


子供は、かすがいではない
「かすがい」とは、両端の曲がった釘の事。

間を繋ぎ止めるものから、父と母の間をつなぎとめるかすがいは、子供と言う事になるが、この学問では、子どもは「かすがい」とは言いません。

子供は無いほうが良いとか、子供から見て、片親でも立派に育つという宿命を持つ子供も数多くあるからです。

反対に、子供がいた方が良い宿命を持った人が、子供を授からない場合、悲しみは大きくなります。

排卵誘発剤、人工授精等をする人もありますが、子供に恵まれない場合は、犬や猫を飼ったり、ものを生み出すという意味で、音楽、絵画等の趣味を持ち、子供を作品に置き換えたりして宿命を消化するのも一案になります。
学問
感情(義理・人情)が、入らないのでクールです。
学問とは理論を説明するもので、決して行動は強制しません。

理論を解釈した上で生きる道を選ぶのは自分自身です。その上でわが道を行く事が出来れば、後悔がないでしょう。
誕生日が同じ
宿命が誕生した日によって決まるというのなら、同じ日に生まれたのであれば、同じ宿命を持ち、同じ様な性格で、同じ様な職業を選べば出世出来るのか?と疑問を持っても不思議でありません。

しかし宿命のアウトラインは確かに同じになりますが、男女では陰陽の理論からいっても違ってきます。又、長男か次男として生まれたか、また両親や先祖の宿命もその子に影響します。

こうした要素を細かく見て分析しないと正しい宿命は割り出せません。

例えば、同じ金(辛)の質の宿命に生まれても、一方は見事な宝石になり、もう一方は路傍の石になる事もある訳です。

同じ日に頭脳明晰な子供が誕生したとして、一方は経済的に恵まれ、知的な雰囲気の家庭と、もう一方は貧しく勉強もさせて貰えない状態の二人の差があるとします。

前者はすくすくと育ち、知的さを学者として生かす事が出来ますが、後者の人は、なまじ頭が良いだけに、人の顔色を伺いながら、ずる賢い世渡りを覚えてしまう。

宿命と言うものは同じ価値でも、育つ環境によって表街道と裏街道に分かれて行くのです。(分かり易く判断するならば、現総理大臣の小泉氏と角川春樹氏は同じ誕生日です)

又、宿命どおりに生きるには、運、不運も作用します。それには時代が影響してくる。社会があり、時代の流れがある為に迎合しなければなりませんが、宿命どおりに生きる事は難しいことです。

しかし、自分の宿命がなんたるかを知らずに、宿命どおりに生きている人も中にはいます。そういう人こそ運の強い人、先祖の恩恵のある人と言えるかも知れません。
エネルギー点数
人間が生まれた瞬間に宇宙から受ける目に見えない気のエネルギーを点数に表したものをいい、その人の宿命エネルギー量(五元素の数値)です。

その点数には、才能や能力、体格、体力には関係ありません。

また、自分でどうする事も出来ない数値。少ない人で95点、多くても400点位になります。

平均点数は180〜200点という感じ。
社会生活を送る上で、最も適応しやすいエネルギー点数です。主婦業なら180点位。男性、女性でも仕事を持っている人は、200点位が理想の点数です。

平均点数よりかけ離れている人…多すぎても少な過ぎても、自分の感情とか、意志とかに関係なく、客観的には協調性の無い人と見られやすいもの。

しかし、エネルギー点数の高い低いで、良い人、悪い人、優れている人、劣る人とは決められない。

一番の問題は、与えられたエネルギーを、完全燃焼させられるかどうかというところにある。
エネルギー燃焼・陽転…陰転…病気になる場合…等が出て来る。

エネルギー点数の高い人…低い人の問題…人間関係においては、その差が色々な問題を起こします。

点数が低い…寿命が短いのではと不安に思う必要性はない。それは余り気にする事はいらない。100歳以上生きられた、清水寺の大西良慶管長は156点でした。

心の次元の高さにある。腹の立つ事も怒りの対象にならず、悟りの境地に入っておられたので、エネルギーの消耗を防ぐ事が出来たのでしょう。

長生きの秘訣は「カッ」とならない事です。
自分の物差しで、決して人を計ってはいけないと言う事。


福禄寿官印
福=精神の高さ、気持ちのすがすがしい事。
寿=健康で長寿である事。
禄=愛情や財物の豊かさ、経済。
官=社会的な名誉や名声
印=知恵が豊かな事。三つ揃えれば良しとする。
「福・禄・寿」すがすがしい気分で、生活できる精神を持ち、愛と財に恵まれて生活に困らない事。そして健康で長寿を得られますようにと言う願い。


福寿禄官印
=木・火・土・金・水…すがすがしい気持ちは健康を維持し、健康であれば、愛情豊かになり、働く事に喜びを覚え、財産も増え、人々には尊敬され名誉と名声を得る事が出来、一段と知的な人間になるという、良い環境になるのです。


福禄印寿官
精神性だけでは経済は成り立たず、お金儲けにあくせくしていたら勉強不足で知力を身に着けられず、知力不足を自覚して無理な勉強をすれば健康を害し、健康に気を使い長寿を強く願えば世間的な名誉名声が得られず、名誉名声にだけとらわれていると、人間性に欠けてしまうという悪循環になってしまう。


悪いだけでなく、励ますと言う意味にもなります。
五徳・五欲
仁徳=奉仕の精神はあるのでしょうか?"奉仕と商売"の違い。

義徳=仕事上の事では、もっと丁寧に仕上げなければならないものを、いい加減なところで手抜きをしてしまうのも「義徳」に欠けているからです。

礼徳=礼徳の欠けている人は、人から嫌われ、尊敬されない。今現在受けていても、やがてそれが不運や不幸という形で、本人のところに帰ってきます。

知徳
=学ぶということ。人は何歳になっても勉強する事は大切です。
勉強をしないと視野の狭い人になってしまいます。特に人間関係でストレスの多い人ほど、知恵を身に付けるように努力する事です。

信徳=人から信頼される、信用される人は魅力のある人です。
信用、信頼は一朝一夕に培われるものではありません。その人が徳を積んでこそ、始めて生まれて来るものです。
この信徳は、他の四つのそれぞれの徳が完全燃焼すれば、おのずと備わってくるものです。信徳のある人は、不運になっても何処からか必ず救いの手が差し伸べられ、人々から信頼される為には、他の四つの徳を、備えられ、大難が小難になる人。
「徳のある人」とは、要するにこう言う人の事をいうのです。
 
自分自身(中心)は信徳の位置になる。信用、信頼。人々から信頼される為には、
四方向、東西南北のそれぞれ四つの徳を      
完全燃焼させる事なのです。 

五欲とは、五行の
木=財
火=色
土=食
金=名誉、地位
水=睡眠

ミステリーとは何?
(一般には、天中殺と呼ばれている)本来は、休む、休みなさいという時期であると考えれば良いでしょう。

涅槃という言葉を使われる事もあるが、インドではでは天中殺の意味で用いられている。涅槃像は、お釈迦様が横向きにゆったりと休まれている姿を指します。

このミステリー期というのは、周期的に必ず万人に訪れてくるものであり、誰しも人生には休息が必要であるという教えです。

ミステリーの周期
1・十二日間に三日=日運天中殺。
2・一年に三ヶ月=月運天中殺。
3・十二年に三年間=年運天中殺。
その他に、大運天中殺と呼ばれるものが存在します。

ミステリー期の必要性
人生において、何故ミステリー期が大切なのか。

人間は身体と精神のバランスが保たれてこそ、心身ともに快調で、真の健康となります。
永年頑張っていると、必然的にバランスが崩れ、疲れが出てきます。
それは、大体9年目位から感じてきて、それ以上疲れを持ち越す事は不自然になります。
そこで次から来る3年間を、崩れかかったバランスを休んで癒す、そうリフレッシュ時になるのです。そして、ミステリーの開けた次の9年を元気に出発して下さいという教えなのです。
この期間は、エネルギーの消耗を最小限にする様に気をつけ、休むと言う事が優先ですから、「能動的」でなく「受動的」である事です。
ですから、この時期は全て前進する事はよしとされません。
1. 結婚
2. 事業拡張。
3. 家の購入・新築。
新しい事に着手する事は環境の変化となり、喜び、悲しみ、どちらにしても神経を使い、エネルギーの消耗が激しくなります。

ミステリーの特徴
極めて感性が鋭くなっていたり、神経質になっています。感情(感性)が高ぶっている時だけに、今迄我慢出来た事や、鬱積していた事が突然爆発して、脱サラ、再就職、離婚等もかなりこの時期に多くなります。
日頃見えないものが見え、気にならならなかった事が気になってくるでしょう。
苛立ちや考えても考えても堂々巡りする感情がおこります。
この時期は、休むという事に意味があるので、夫婦間の争いがある場合でも、この時期は、休戦状態に持ってゆくようにするとよいのです。

感性が強くなっているので、異常現象が出て、日常解けなかったものが可能になったり、素晴しいアイデアやヒントが浮かぶ事も出てくるから、精神的な面を重視して過ごしましょう。

恋愛した場合は、感性が強くなった時に出会い、感動した相手は、非常に不確かで、その人の長所が増幅されて見え、嘘の姿を捉えやすくなっています。

恋愛に走りやすい時期ですから、逆にパッと燃えて、パッと消える恋愛だけには、最良の期間とも云えます。

この時期は、過去の9年間を反省する時で、自然の気は過去へ過去へと流れようとし、復元作用が起きやすくなっています。

もし、災いが起きたとしたら、その人に復元作用という現象が起きた事になります。

ミステリー期間と言うのは、人生の潤滑油であると考えて、精神を落ち着かせて理性を持ってお過ごし下さい。

2005/03/22


再度、宿命から。
前回は、「ミステリーとは何?」という項目で終わりましたので、今回はそれより更に進んで、人間個人の宿命を説明をしたいと思います。

宿命
人間がこの世に生を受けた瞬間をいう。 言い換えれば、その生まれた瞬間に天空の気によって定められ、自分から選ぶ事が出来ないものです。その宿命に差はありませんが、大きく六種に分けられます。


六星人と時空の人
六星人
子丑ミステリー(水星人)
寅卯ミステリー(木星人)
辰巳ミステリー(慧[けい]星人)
午未ミステリー(火星人)
申酉ミステリー(金星人)
戌亥ミステリー(土星人)
を指します。

時空の人
六星人をさらに細かく見て、 宿命が
子丑ミステリー(水星人)で、子年か、丑年生まれ。
寅卯ミステリー(木星人)で、寅年か、卯年生まれ。
辰巳ミステリー(慧[けい]星人)で、辰年か、巳年生まれ。
午未ミステリー(火星人)で、午年か、未年生まれ。
申酉ミステリー(金星人)で、申年か、酉年生まれ。
戌亥ミステリー(土星人)で、戌年か、亥年生まれ。
を指します。
これで、6種類(六星人)+6種類(時空の人)=12種類の宿命に分かれます。
円型(時計の文字盤)を見て、その場所を確認して下さい。


その場所があなたのミステリー期(天中殺)になります。
しかし、時空の人は生まれた反対の年になります。
例、申酉ミステリー(金星人)で、酉年生まれの人は、
今年の酉年ではなく、卯年の方が要注意の時になります。
この様に決められた宿命を基に人生を考えるわけです。


六星人の特徴

六種類の星人の宿命の特徴を簡単に説明すると
子丑ミステリー(水星人)
人生全般でみると、初代運ですから親の業は継がない。 仕事の上では、上司との折り合いが合わず我を通す宿命を背負う。 早くから家を出たがり、自分の好きな職業へ進んで行こうとする。 寅卯ミステリー(木星人)
三代目運ですから、先祖からの恩恵を受ける事が出来る。スタートダッシュがつき難く、情報等にもどちらかと言うと鈍い欠陥を持っている。 とっつき悪いが、付き合いが長くなるとその良さが出る。

辰巳ミステリー(慧[けい]星人)

家系の精神的はみ出し者だから、早く外に出して何でも体験させて学ばせる事が大切。そして、分家を持たす(特に男性は)。義理人情絡みの人間関係で失敗しやすい。

午未ミステリー(火星人)
家系の最後を受け持ち、先祖、親を大切にする精神の持ち主。協調精神が薄い性格の人が多く、警戒心が災いしてチャンスを見逃してしまう事が多い。

申酉ミステリー(金星人)
家系では二代目運。先祖の恩恵にあやかれる徳を持つ。男女共に仕事は良く出来るが、家庭生活より仕事に重点を置く行動が、内側の人間に不満が出る。 行動範囲が広い人。束縛されたり、我慢する事が苦手な人。

戌亥ミステリー(土星人)
家系のはみ出し者に生まれている為に、子供時代に養子に出されたり、結婚後婿養子になり生まれた家系から外れた方が、運勢が延びる。向上心が強く、守りに強い。 社会生活に於いては、いつもトップからの引き上げによって伸びて行くが、自分がトップになった時には、部下運には悩まされる。 以上が基本的な宿命となります。


宿命天中殺

宿命天中殺の中には次のものがあります。
1. 生年天中殺
時空の人が入り、親、兄弟、目上に変化が起きやすい。
又、世の中で一時代を成した人が多い。(美空ひばり、勝新太郎、山野愛子、石原裕次郎)等。敬称略。

2. 生月天中殺
生まれた月がミステリーの月になる人。
家系との繋がりを薄く持ち、親離れを早くする方が世の中で活躍しやすい。
又は、養子に出たら、現実面での稼働力は大になる。時として時代の英雄を作り出す事もある人達。
(佐藤栄作、小泉総理、橋田寿賀子、貴の花、安室奈美恵)等。
敬称略。

3. 生日天中殺
生まれた年の干支から見て、判断します。
両親に心配をかけ、又両親に理解され難い子供(両親からは、奇人、変人に映る)。

4. 日座天中殺

日干が、甲戌と乙亥の生まれの人。
自分の親や兄弟想いの人が多く、親兄弟離れが出来がたい人。

5. 日居天中殺
日干が、甲辰と乙巳の生まれの人。
働き者で正直、現実的な積み重ねから人生を学んで行くタイプ。 生まれ育った環境から、相反する世界で能力を発揮する。

2005/07/04