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私は三重和歌山奈良の三県にまたがる渓谷美の「秘境・瀞八丁」三重県南牟婁郡入鹿村に生まれました。近郷には古くから蟻の熊野詣で知られ最近では世界遺産にも登録された霊場・熊野三社が鎮座し、数多くの名湯があります。

幼少のころよりしばしば重病に掛かりましたが、私は病気をしたら「お祈りを授けてもらうと治るのだ!」と、物心付いた時からそう信じ、お医者さんには縁を持ちませんでした。

母親の背にぐったりとおぶさって山道を急ぎ、「お大師様のおばさん」と呼ぶ祈祷者の処に赴くのですが、そのおばさんはお払いをするだけで、何かの「障り」が私の身体を通して教えているのだという観念でしたから、ただただそれを聞きに行くだけでした。

その教えをグタッと寝転がって聞くだけの事で、幼い私には内容は解りません。それでも帰りには夜中から苦しんでいた病が嘘のようにピョンピョン飛び跳ねながら帰るのですから本当に不思議でした。

かつて母に何故私だけ医者に見せなかった?と問うたところ、
   「どうしてかわからないけど、あんたが行きたがったから。
   そしてすぐ治ったから」
と平然と答えました。

二十歳から霊場として信仰を集める、熊野三山の一つ「熊野速玉大社」の下、和歌山県新宮市で過ごし、四十歳にして「なにか」を求めて東京へ来ました。

それは、私が身体一杯に浴びた霊場の地、紀伊山脈の恩恵と、身をもって体験した「神秘」を表現する為に、現実の世を見、そして学問上での「神秘」を勉強する為に、差し向けられた使者なのだと今、そう自負していますが、求めた「何か?」がこれであったと、実感するのみの毎日です。



 
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